お札の人をミスタースポックにしないで
日本でもお釣りで受け取った紙幣に「落書きされている」。
なんて事がありますが、海の向こうカナダにもやっぱり存在するようです。
それも自国の偉人を茶化すようなやり方で。
「スタートレックのミスタースポック」
GIZMODE
https://www.gizmodo.jp/2019/03/star-trek-money.html
落書きされたカナダドル紙幣
ではどんな悪戯書きをされたのかを見てみましょう。
FXなどで、日本人個人でもよく取引されるカナダドル。
私もやるのですが、カナダドル「紙幣」は知らなかったですね。
下の画像が悪戯対象になった「5カナダドル紙幣」です。
「色も良いし、カッコイイ。」
描かれている人物は、カナダの第8代連邦首相で初のフランス系カナダ人の首相、
ウィルフリッド・ローリエ氏だそうです。
「ウィルフリッド・ローリエ」
それな偉い人がこんな風にされてしまいました。
「どこかで見た事あるような人になっています。」
それは誰? はい、この人です。
「レナード・ニモイ氏」
人気SF映画「スタートレック」でスポック役を演じた人です。
スタートレックについてはリンク先で御確認を。
カナダ中央銀行もご立腹
この行為にカナダの中央銀行もお怒りだそうですが、
法的には違法ではなく、咎められないので注意を発信するだけとか。
そしてもし、その落書きされた紙幣が銀行で見つかれば「廃棄処分」に
なってしまうので、経済的にも損失になるようです。
そりゃあ怒るでしょうね。
他国、アメリカやスコットランドでも「スポッキング(←こう呼ぶようです)」
されるそうですが、カナダのこの人が一番似ているから流行るらしいです。
冒頭でも書きましたが、日本でも悪戯紙幣が回って来る事があります。
落書きや計算、きつーい折り目などなど。
個人的に一番おどろいたのは「不幸の手紙」タイプのもの。
因みに、日本でもやはり紙幣への悪戯は罪に問われないようですが、
「貨幣」は損傷させると罪になります。
【貨幣損傷等取締法】
どちらにせよ、社会で共有して使うもの。
常識に沿った使い方をしてもらいたいですね。